知っておくと便利な用語集
2015/11/29
基礎用語
塩素(カルキ)
水道水には消毒用の塩素が含まれています。
その量は、人体に影響がなくても体の小さな魚にとってはとても有毒です。
カルキ抜き(塩素中和剤)を行い、水質を中和することで無害化させましょう。
◎カルキ抜き豆知識
塩素は水よりも蒸発の早い元素なので口の広いバケツなどにいれて陽当たりの良い場所に置いておけば半日程度で蒸発します。
アンモニア・亜硝酸
魚の排泄物や餌の食べ残し、死骸などが、腐食して、アンモニア(NH3)が発生します。
いわゆる窒素化合物の一つの形で、水槽内で様々な分解作用を受け亜硝酸(NO2)にもなる。
これらは魚やザリガニにとって非常に強い毒性を持っています。
また、アンモニアは水が腐りにおいの原因にもなります。定期的な水替えにより防ぐことが可能です。
バクテリア
ろ過細菌のことであり、有害なアンモニアや亜硝酸を栄養にして生活し、無害な硝酸(NO3)に変えてくれる働きをします。
pH(ペーハー)
水質が酸性かアルカリ性かを示す記号です。中性をpH7とし、それ以上をアルカリ性、それ以下を酸性といいます。
一般的な魚の飼育には中性あたりが最適です。調整剤を使用し、水質を中性に調整することが可能です。
用具名
エアーポンプ(エアレーション)
水中に酸素を送り込む装置。水中の酸欠状態を防ぐことができる。また水中に酸素を送り込むことで水の腐敗を抑えることもできます。
現在は様々なタイプがあり、ろ過してくれるものある。
酸素を送り込む装置が振動するため、音が発生する。振動音を抑えたタイプなども出ているが、多少なりとも音は発生する。
使用日数によって振動音がうるさくなる場合もある。